電話帳に10年継続して掲載している飲食店舗
新規参入と退出が激しいラーメン市場にフォーカス
参入と退出の激しい駅至近エリア(徒歩10分圏)に限定し、立地の特徴を調査する
〇抽出したラーメン店の立地
府中市八幡2-19-22、1階
旧甲州街道沿い
府中駅徒歩10分
東府中駅徒歩9分
府中競馬正門前駅徒歩5分
〇府中市の人口
近年、高層マンションの建設も多く、人口は着実に増加している。
〇八幡2丁目の人口
対象地の属する町丁目単位ではやや減少傾向にある。
〇最寄り駅の乗降客数1日平均
府中駅から、ターミナル駅である新宿駅、渋谷駅まで30分以内。
人口の増加に比例して上昇傾向にある。府中競馬正門前駅に関しては近年やや減少傾向にある。こちらは競馬場の来場者数と比例しているのかもしれない。
〇府中市の事業所数(宿泊業、飲食サービス業)
宿泊業の増減は少数なので、飲食サービス業が減少している。ラーメン店に関しては、チェーン店が増加傾向にあり、個人営業店は苦戦している。
〇用途地域
府中駅周辺から旧甲州街道沿いにかけて商業地域に属しています。
南側背後は第1種中高層住居専用地域、更に南は第1種低層住居専用地域と住宅街になっています。
駅から対象地にかけて繁華街を形成し、南側背後に住宅街が控えています。
駅から住宅地の導線上に対象地は立地しています。
〇地価
地価と賃料は正の相関関係にあるので、地価が上昇しているということは店舗の賃料が上昇していることと一致します。
賃料は店舗の売上高と正の相関関係にあるので、地価が上昇していれば、店舗の売上も上昇しているという関係になります。
〇道路
準幹線(2車線)の直線道路に面しています。
府中駅からみると、道路を渡ることになるのがやや難点です。
道一本隔てると繁華性が落ちることがあるからです。
しかし、近くには横断歩道もあり、歩道も完備されています。
〇周辺
対象地の同心円内(半径500m以内)にどのような特徴があるか調べてみます。
主な施設
・東京競馬場
・競馬場正門前駅
対象地の南側に東京競馬場があります。
東京競馬場は土日のみの開催ですが、大きなG1レースが開催される日は、10万人近い来場者を見込めます。
場内には、競馬場の他、公園や記念館などの施設も充実しており、家族連れでの来場も多い。
〇想定される客層
サラリーマン、競馬場来場者
〇まとめ
競馬場の存在が大きい。
駅から競馬場までの導線上にあり、かつ、駅から住宅街への導線上ににあることが立地としての強みといえます。