不動産に投資するということを検討する

 

 

不動産への投資にはいくつかのルートがある

 

仮に手持ち資金が2000万円あったとしよう。この2000万を不動産で運用することを検討してみる。

 

 

Step1:マンションやアパートなどの収益不動産を購入して運用する

 

不動産投資といえば最もポピュラーなのが実物不動産への投資です。運用利回りも長期国債などに比べても魅力的ですし、不動産を所有するというのは、今の時代でもステータスです。また、立地条件がよければ、転売益も見込めるので、インカムとキャピタルの両手収入も可能です。

 

しかしどんな投資にもリスクはつきものです。特に不動産固有のリスク、例えば、近くの大学が閉鎖されたり、工場が閉鎖されることによる空室リスク、賃貸人が賃料を滞納したり、夜逃げするリスク、震災による火災や倒壊などのリスクなどがあります。投資というよりは不動産事業を行うということですので、そんなに甘い世界ではありません。

 

 

Step2JREITを購入する

 

J-REITとは上場されている不動産投資信託のことです。銘柄数も60を超え、資産規模も10兆円を超えています。組成される不動産の条件は厳しく、ある意味厳選された不動産により運用されています。個人では投資できないようなオフィスビルでも、J-REITであれば投資することが可能になります。また、J-REITは配当可能利益の90%を配当することで、法人税が免除される優遇措置があるので、その面では上場企業への投資よりは有利になっています。

 

デメリットとしては、個別の不動産への投資同様、不動産に投資することへのリスクが伴います。ただし、分散している分、個別不動産への投資よりもリスクも低いといえます。リスクが低い分、配当金も低くなっていますが、今日の時点でも4%超の利回りを確保しているため、長期国債などよりも魅力的な投資となっています。

 

ただ、個別不動産を所有するというステータスはありません。

 

 

Step3:不動産会社の株式を購入する

 

不動産を多く所有している企業に投資するというのも、間接的にではありますが不動産投資といえるかもしれません。不動産を多く所有している企業といえば、不動産会社、鉄道会社などが代表格です。

 

ここがみそなんですが、その企業にとって大事な不動産というのは、証券化されていません。日本を代表するオフィス街である丸の内は、別名三菱村といわれており、1/3ほどを三菱地所が所有しているといわれています。

 

我々一般庶民が丸の内に投資する唯一の手段が、三菱地所の株を購入することです。

 

なんだかんだ時代が進んでも、やはり不動産というのは生活の基盤であり経済活動の重要な要素となっています。この不動産を抑えている企業が一番安定しているといえるのかもしれません。