不動産の売却

相続税の納付や遺産分割のために不動産の売却を検討するかもしれません。不動産仲介会社にお願いするケースが一般的です。しかし、相続開始から相続税納付までには10ヶ月間しか期間がありません。不動産仲介会社にお願いした場合、この期間で売却できないことも想定されます。早期の売却を検討している場合には、不動産会社の買取も検討することになります。しかし、買取はあくまでも不動産会社の下取りになるので、市場価格よりも低くなります。


不動産仲介のステップ

前提条件:不動産5000万円(1筆1建物)

期限 内容 概要 コスト感
 ↓ 仲介会社の選定 仲介会社により査定価格がことなります。高い査定だから、高い査定額で売却できるわけではありません。また、仲介会社により仲介手数料が異なるので比較検討しましょう。  
 ↓ 仲介会社と媒介契約を締結

媒介契約の種類

・専属専任媒介契約

・専任媒介契約

・一般媒介契約

契約内容の詳細

 
 平均8ヶ月 販売活動 レインズへの登録、不動産ポータルサイトへの登録、チラシ作成など。売出価格を高く設定すると販売期間が長くなります。  
 ↓ 売買契約の締結 重要事項の説明を受け、契約内容に合意のうえ締結。 印紙代:10,000円
 ↓ 決済

代金の受領

仲介手数料の支払い

司法書士への支払い

※買主がローンを利用する場合は、金融機関内で行われます。

仲介手数料:168万円

司法書士:20,000円※

※抵当権抹消登記があるものとして

※所有権移転登記は買主負担が慣例

※登録免許税込

 ↓ 引渡し

買主へ鍵などの引渡し

引越し費用は別途

翌年の2月16日~3月15日 確定申告

売却益がある場合は確定申告が必要になります。

税金の額については、不動産の購入代金や売却の諸費用、保有期間などが影響してきますので、国税庁のHPを参考にしてください。

   

合計

※仲介手数料3%

※境界確定・測量費用は考慮外

約170万円


不動産買取のステップ

前提条件:不動産5000万円(1筆1建物)

期限 内容 概要 コスト感
 ↓ 買取業者の選定

不動産会社により買取価格に差がでますので、相見積もりをします。業者の下取り価格になりますので、市場価格よりも低い価格になります。ですので、市場価格を把握しておくことが重要になります。ただし、仲介ではないので仲介手数料は発生しません。

 
 ↓ 買取価格の提示

 

 
 ↓ 売買契約の締結 契約内容に合意のうえ締結

印紙代:10,000円

 ↓ 決済

代金の受領

司法書士への支払い

※金融機関内で行われます。

司法書士:20,000円※

※抵当権抹消登記があるものとして

※所有権移転登記は買主負担が慣例

※登録免許税込

 ↓ 引渡し

不動産業者へ鍵などの引渡し

引越し費用は別途

翌年の2月16日~3月15日 確定申告

売却益がある場合は確定申告が必要になります。

税金の額については、不動産の購入代金や売却の諸費用、保有期間などが影響してきますので、国税庁のHPを参考にしてください。

   

合計

※境界確定・測量費用は考慮外

約3万円


個人間売買のステップ

前提条件:不動産5000万円(1筆1建物)、隣地所有者への売却、現金での決済

期限 内容 概要 コスト感
 ↓ 隣地所有者との交渉

隣地所有者には下記のようなメリットが生じるケースがあるので、まずは隣地所有者にこえをかけてみましょう。

・接道条件がよくなる。

 例)間口が広くなる、角地になる

・敷地の形状が整形地になる

・規模が大きくなることで敷地の効用が増す

 
 ↓ 不動産の査定

 市場価格を調べます。低額で売却をすると、「みなし贈与」となる可能性があるので注意しましょう。

不動産鑑定士の意見書:50,000円

 ↓ 売買契約の締結

無料のテンプレートなどを活用することで、作成できます。

司法書士に契約書の作成や立ち合いを求めるケースもあります。

印紙代:10,000円

司法書士に依頼する場合:100,000円

 ↓ 決済

代金の受領

 
 ↓ 所有権移転登記   買主負担が慣例
 ↓ 引渡し

隣地所有者へ鍵などの引渡し

引越し費用は別途

翌年の2月16日~3月15日 確定申告

売却益がある場合は確定申告が必要になります。

税金の額については、不動産の購入代金や売却の諸費用、保有期間などが影響してきますので、国税庁のHPを参考にしてください。

   

合計

※境界確定・測量費用は考慮外

約20万円