· 

相続登記がされてない土地

法務省の相続登記未了土地調査の調査結果が公表されました。全国10箇所の地区(筆数約10万筆)について、相続登記が未了となっているおそれのある土地について調査を実施しています。

 

調査内容は、調査対象土地について所有権の登記がいつなされたかを調査しその経過年数を把握しています。調査対象からは相続登記を行わない法人等は除外されています。

 

調査結果は下記のとおりです。

不動産の登記は義務ではないので、売却や担保権の設定などを予定していない土地は、未登記のままになっているケースもあります。ただし、未登記であっても相続人には固定資産税の納税通知書が送達されているので、相続財産としては認識しているはずです。

 

未登記の土地を相続した場合はどうなるでしょうか。この段階になってはじめて相続登記をするのは非常に困難です。相続人が2人で、遺産分割協議を行っていないとすると、法定割合により相続したもとみなされます。更に相続人の子や孫に相続されていれば、相続人はネズミ算式に増加していきます。このような状態になった不動産を、特定の相続人が相続登記をする場合には、遺産分割協議書の提出が必要になりますので、全ての相続人の同意(署名と捺印)が必要になります。