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家系図とキズナ

家庭裁判所に持ち込まれる遺産分割事件は年間15000件を超えています。死亡者数のおよそ1%程度が事件になっています。

 

なぜでしょうか。

相続が発生するまでは仲の良かった親族が、財産分割について話し合ううちに、関係がこじれ、当事者では収拾がつかない状況になったため裁判になっていると思われます。裁判にならなくても、相続をきっかけとして、今まで仲の良かった兄弟姉妹が、犬猿の仲になってしまうケースは多いのではないでしょうか。

 

家系図というものがあります。

たった二人の先祖から、何百人もの子孫に命が引き継がれている流れが一目瞭然にあらわされています。ネットで検索すれば数万円のものから数十万円のものまでヒットします。

 

家系図を買われるのは経営者、医者、地主など富裕層に多いようです。目的は様々でしょうが、家系図の効用として、遺産分割協議の潤滑剤になるではと考えています。

 

たった二人から始まった命のバトン。その間のどの命も存在しなければ自分たちも存在できなかった証。天文学的な確率で兄弟姉妹になった自分たちの証拠がそこにはあります。

 

ちょっとした財産でその絆を失うにはあまりにも切ないと感じるのではないでしょうか。

 

相続のお供に、家系図おススメします。